誰でもできる、罵倒や否定でブログを休止しない方法
度重なる罵倒や否定が原因で休止するブログについて、論考がいくつか続いています。
事の発端は、人気ブログ「24時間残念営業」さんが引っ越しを発表したこと。
なんかもう、ああだこうだ粘着されるのいやになったんで引っ越します。気が向いてまた人目につく場所が恋しくなったら戻ってきます。
それに対し、
・「ブログをやめさせない、たったひとつの冴えたやりかた」(karimikarimiさん)
・「嫌がらせに負けず、ブログを書きつづける方法」(イケダハヤトさん)
などの反応が出ています。
Karimikarimiさんは「罵倒や否定が目的化したようなマイナスリアクション」はせめて止めようと読者側の自制を求め、イケダさんは「批判があるのは正しい方向へ向かっている証拠。壁を乗り越えよう」とブロガー側が強くあることを求めています。
<カラむ輩は必ず出てくる>
まず、karimikarimiさんが提唱しているお話はとっても共感できるのですが、残念ながらネット上で目立った活動をすれば、罵倒や否定が目的化した形で絡んでくる人は必ず出てきます。これは、車を運転していたら(しかも運転の頻度が高ければ高いほど)、交通マナーを守らない乱暴な運転をする車とどうしても出会ってしまうのと同じようなものです。
とはいえ、イケダハヤトさんのように、不当な批判に対して自己愛の強さをもって受け流すというのも、精神的に相当タフでないとできないでしょう。(逆にそこまでいけば、炎上を芸にするくらいの域に達したと言えるのでしょうが)
私は第3の道をお勧めします。
<虎穴に入らずんば虎児を得ず>
罵倒や否定に対するブロガー側としてのもう一つの解決策は、敢えて1:1で向かい合う、です。こちらの方が一見よりタフな解決方法に思えるかもしれませんが、やってみると意外にそうでもありません。
ここでのコツは、なるべく直接コンタクトするということと、反論するというよりは何でそう思ったのか尋ねてみる、というやり方です。直接対峙は、クルマで後ろから煽ってくるようなコワいお兄さんにはしようとは思いませんが、ネット民はそこまでコワいわけではありませんので(笑)
このやり方の利点は2つあります。1つは、相手が反応しようとしまいと比較的短期間にこちらの精神的に落ち着けるようになるということ、もう1つは反応が返ってくる場合意外に有益な気付きをもらえるということです。
MessageLeafも、今までTwitter上でdisられたことが何度もありますが、ある時からネガティブなTweetをされている方には直接どうしてそう思われたのか、こちらからダイレクトに質問させて頂くようにしました。そうやって直接コンタクトしてみると、お返事は意外に落ち着いたものだったり、むしろこちらのそうした行動を好意的に受け止めて頂いたり、さらに何故そう感じたかというところに、自分たちも気づいていなかったヒントが隠されていたりということがありました。
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」。ネガティブなフィードバックに嫌な思いをされているブロガーの方は、一度試してみてはいかがですか。ひょっとしたら次のネタへのヒントも生まれるかもしれません。
(あ、もちろん、MessageLeafを設置して、フィードバックに関してはこちらで受け付けますというのもとっても良い解決策と思います(^^))