ブロガー同士の縁をつなぐもの~トラックバック?SNS?~
他の方が書かれたブログ記事にヒントを得て、自分のブログ記事を書く時というのは、ブロガーなら結構あるパターンだと思います。そんな時、どうしてますか?というお話です。
ちょっと前に話題になった「俺のブロガー精神論」でシロクマさんが、次のように語っています。
いみじくもブロガーを自認する者なら、ブログ記事をもって、他のブロガーと繋がるのが第一ではないのか。長文に対して長文でもって応じたり、異なる視点のトラックバックを送信したり、そうこうしているうちに「おっいつもの○○さんか、今日は何を書いているのかな」と相互認知が進んでいってブロガーとブロガーが繋がる……それがブロガーの人の縁ではなかったか。
SNSでのインスタントな繋がりもあるけれど、やっぱり「ブロガーとしての濃い縁の繋がり方」というものがあるでしょ、というシロクマさんのこの言説には強く共感します。長文(ブログ)には長文(ブログ)をもって応じて、というところは特にそうですね。ちょっと何か思ったというだけでなく、自分の思考がかなり進化したような場合は、やっぱりしっかりと書き記したくなるものです。
一方で、「トラックバック」という機能は、僕は使ったことがありません。自分のブログに来たものを見たことはちょっとだけありますが、送ったことはないです。そもそもコンセプトがややこしい(いろんな形で使いうる)し、何より見てくれが無機的、というのが原因なのでしょう。ともかく使う気がおきないのです。
で、どうしているかというと、良記事を見て引用させてもらった時は、原則作者の方に直接お伝えするようにしています。相手のブログのコメント欄に書き込ませて頂くか、メールを送るか。どちらの手段もない時は、致し方なくTwitterでMention飛ばすですかね。
やっぱり、引用させてもらったよということは自分の言葉で伝えたいですし、相手の方も大抵の場合喜んでくださいますので。僕自身、自分の記事をヒントにどなたかが何か書かれた場合、ひと声でもかけて頂ければすごく嬉しく感じます。
我田引水になりますが、こうしたブロガー間の「交流」をするのに、MessageLeafはうってつけです。TwitterのMentionとは異なり相手に確実に伝わりますし、コメント欄やメールフォームに入れる手間や恥ずかしさも、もちろんありません。
一つだけ難点があるとすれば、他人のブログにMessageLeafを送るときは、「顔バレ(Facebookのアカウント名と写真)」するので、シロクマさんのように匿名のブロガーが「引用したのでありがとう」みたいなメッセージを他のブロガーに送るという使い方はやりにくい、ということでしょう。(う、それに、シロクマさんが使われているのは、MessageLeafが対応できない「はてなダイアリー」だったりして。。。)
シロクマさんが書かれているように、「長文をアーカイブ化できるというメリット」を備えているブログは、これからむしろ本当の力を発揮すると考えています。もっともっと多くの「新興ブロガー」が出てきて、ベテランも含めてお互いが触発し合う世界のインフラとしてMessageLeafが機能していく。そんな形を目指していきます。