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「MessageLeaf (メッセージリーフ)」の立上げ日誌~ウェブサイトにあなたと私の関係を~

「MessageLeaf (メッセージリーフ)」の開発から事業立ち上げに至る日々を綴ります。 Twitterアカウント:@acesuzuki

この夏イチ推しの小説「永遠の0」

生命のリスクにさらされた時、人は何を想いどう行動するのか。

最近、プライベートでそんなことをつくづく考える機会があったのですが、そんな思索を深めてくれる書籍に同じようなタイミングで出会いました。

百田尚樹さんの「永遠の0(ゼロ)」です。

 

百田尚樹さんと言えば、本屋大賞となった「海賊とよばれた男」が気になっていたのですが、本屋で積まれている本を眺めていたら「永遠の0」が推されていて、そのタイトルに魅かれて手に取ってみました。期待に違わぬ読み応えで、この夏もっともオススメできる書籍です。

 

「0」は零戦の「ゼロ」。

母方の祖父が実の祖父ではないという事を聞かされたニート状態の健太郎、姉と共にその実の祖父である「宮部久蔵」の過去を探りはじめます。零戦のパイロットとしてならした戦中の宮部の姿を知るという老人たちを捜し当て、一人一人インタビューを重ねていくのです。

そこで明かされていく、知られざる祖父の姿。「臆病者」「凄腕の戦闘機パイロット」「愛妻家」と、色々な姿が次々に浮かび上がってきます。

宮部久蔵は、徹底して「生きて還って家族と暮らす」ことが最大のミッションでした。一体何機撃墜してきたか質問された時の彼の答えは、「敵を何機墜としても、一度でも墜とされたら、それでおしまいです」。

そんな宮部久蔵が何故、特攻機で最期を遂げることになったのか。最後に謎が解き明かされるわけですが、それは読んでのお楽しみということで。

 

「永遠の0」でもう一つ面白かったのが、日米両軍のリスクに対する考え方の違いです。零戦は、敵機をはるかに凌ぐ飛行距離と、回転半径の小ささという戦闘能力を兼ね備えていた「傑作」でした。しかし、特に操縦席周りの防御の備えは非常にもろく、パイロットは一度被弾したらまずアウト。

それに引き替え、米軍の戦闘機は弾が当たっても簡単には操縦席に貫通しないよう、分厚い鉄板で座席の後部が護られている。そして、米国の「エース」と呼ばれた戦闘機乗り達は、例外なく零戦に何度か撃ち落とされているという事実。

 

失敗しても再チャレンジできるように全体をデザインしていくのか、失敗したらアウトを前提で勝負をかけさせるのか(というか、そういう状態になってしまっているということに無頓着なのか)。戦時中も現代も、根本に流れる思想は日米で意外に変わっていないのかもしれませんね。

MessageLeafのガジェットデザインと動きの変更

ニュース

久しぶりにMessageLeafの機能変更のお知らせです。

 

設置して頂いているサイトオーナーの方々には別途お知らせしていますが、ガジェットのデザインと動きを変更しました。実は3週間ほど前に一旦変更を行ない、今週更に変更しています。

一連の変更の内容は、主に以下の2点です。

 

1)ガジェットの自動オープン機能を停止し、ページ閲覧の際に動きを少しだけ付ける (ガジェット内の文字が3-4秒ほどゆっくり揺れます)ようにしました。興味のある方は是非このページの下まで読んで、動きを確認してみてください。

2)ガジェット内の文字を、現状の「MessageLeaf」固定からオーナーによって編集可能としました。また、デフォルトは「この記事の感想を送る」としました。

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自動オープン機能を止めたのは、特にスマホ上で閲覧するときなどに、ガジェットが覆う面積があまりにも大きいという点を解消したかったためです。最初の変更では、何も動きを付けないことにしたのですが、あまりにも目立たないからかメッセージが送られる件数が極端に減少したため、少し動きを付けることにしました。

また、ガジェット内の文字は、MessageLeafのことを知っている方以外は何をするツールなのかが一目でわからないため、変更することとしました。とはいえ、一種類の文言だとサイトによってはちょっと合わないというケースもあるので、サイトオーナーの方が自分で変更できるようにしました。

 

 

今回の変更で、新たにより多くの方にMessageLeafを試して頂く機会が増えるのを楽しみにしています。

ラッキョウを食べて考えた、食と職の食わず嫌い

週末、空港でカレーを食べていたら、ふと付け合せのラッキョウを食べている自分に気づきました。ラッキョウというのは、僕が小さい頃シイタケ、セロリと共に苦手にしていた3大食材の一つ。子供に対して「好き嫌いしたらだめだよ~」などと諭す立場になってみて、改めて味覚というのは、本当に変わるものだなと思います。

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<食と職の食わず嫌い>

小さい頃苦手だった食べ物が、大人になって美味しく感じられるようになることを、英語で「Acquired taste」と言います。日本語だと「大人の味」といったところでしょうか。

苦手な食材であっても、僕の母親は小さく刻んだり、それを食べないとデザートは食べられないなどと脅したりしつつ、何とか食べさせようとしていました。

3大苦手食材は食べると時々本当に戻してしまうくらい苦手だったので、小さい頃は母親を正直恨みに思っていました(笑)。が、大きくなってその味に親しむようになってみると、小さい頃に無理にでも何でも食べるクセをつけておいて本当に良かったと思います。特に、海外に出た時、どんなものでも試しに食べてみようというマインドを持っていたことが、ローカルのパートナーと信頼関係を構築するのに大いに役立ちました。実際、未知の美味しいものはまだまだあると思いますし。逆に言うと、「食わず嫌い」というのは本当に人生の楽しみをそれだけ失っているんだろうなと思います。

で、職にもひょっとしたら「食わず嫌い」があるんじゃないかなぁというのが、最近ちょっと思うことです。ジェネラリストばかり育てる日本の大会社のアンチテーゼとして、よく「専門性を磨け」という話があります。「好きな道を行けば良い」と。これが、若い頃から自分が気に入ったことだけやって、嫌だと思ったことはやらない、ということを意味しているのだとすると、耳触りは良いけど実は残酷なアドバイスだなと思います。

 

<スペシャリストも何らかの組合せで生まれる>

最初から一つのことでトコトン道を究めようとするのは、極めて大変だしリスクも高い。全員がそういう戦い方をする必要はありません。むしろそういう戦い方よりも、「組合せ」で勝負する戦い方の価値に光を当てるべきと思うのです。

以下、私の友人で、婚活コンサルタントをやっていた(いまでも半分現役?)Nさんという人が著書で書いていたことです。なかなか結婚しない人に話を聴くと、「私は相手は普通の人でいいと思っている」とかなりの確率で答えます。要は、容姿も性格も収入も身長も学歴も「水準以上」であれば良いと思っていると。ただ、その条件が多ければ多いほど、確率論的に「そんなお相手はなかなかいませんよ」ということになる。まず、ここを理解させることが第一歩なのだそうです。

逆の言い方をすれば、仕事でも「水準以上にしっかりできる」という強みが3つ4つ重なっていくと、かなりの強みになっていくという事です。1つの強みだけで突出したスペシャリストとして勝負しようとするより、そうした組合せで勝負する方が、むしろチャンスがあると思いませんか。

今の自分のメディカル・インサイトの方の仕事でもそれは感じ取れます。製薬業界の経験がある人は十万人単位でいるでしょう。マーケティングがそれなりにできる人材は日本でも万人単位でいるでしょう。経営コンサルティングだと千人単位くらいでしょうか。でも、この3つの掛け算で、マーケティング×製薬×経営コンサルティングという専門性だと多分日本で数十人というレベル。これに「オンコロジー(がん領域)」という掛け算が加わると、日本で自分と同じような経験値を持つ人はそうそういないだろうな、というくらいになります。(もちろん、組合せが増えるほど市場がどんどんニッチにはなっていくので、経験値を活かせる仕事がそこに十分あるということは大前提にはなりますが。)そして、この組み合わせは「自ら掴み取りにいった」というよりも「偶然の出会いを大事にした」という側面の方が色濃いです。

日本の大組織にありがちな「ジェネラリスト」になれと言っているのではありません。日本の大組織の「ジェネラリスト」は、えてして自分の組織の中の振る舞いに精通するという「自分の組織スペシャリスト」になってしまいがちです。この強みは自分の組織では通用しても他の組織ではむしろマイナス要因として働きかねません。社外でも通用するようなケイパビリティを身に付けられているかどうか、というのがあくまでも判断基準です。

 

 

ラッキョウもシイタケもセロリも、食べられなくても普通に生きていけます。でも、「食わず嫌い」ですませず、「まずは食べてみる」という柔軟性を「職」についても発揮すると、「オンリーワン」の職業人生の可能性が開けますよ。

「新幹線は真昼間に乗れ」~厳選の出張Tips4つ~

先日、もう一つのブログ「メディカル・インサイトの社長日記」のアクセス状況を久しぶりに眺めていたら、今年に入って最も読まれている記事の一つが、昨年書いた「スケジュール管理・ToDo管理の4つのコツ〜私の仕事ハック〜」ということがわかり、ちょっとびっくりしました。この類の「仕事ハック」的記事は、みなさん結構重宝するんだなぁということで、本日は厳選の出張Tips4つです。

 

Tips1:新幹線は真昼間に乗れ>

東京⇔関西の移動時、新幹線派か飛行機派かと聞かれたら、僕は間違いなく新幹線派です。一番の理由は、前後に無駄になる時間が少なく、移動中もまとまった時間がとれて仕事や食事に使うことができるからです。特に最近は電源があるN700系が大半になってきましたし、トンネル内でも車内無線LANがあるので仕事環境としては申し分ありません。

そして、その好条件を最大限活かすには、窓際の席が取れて隣の席に誰もいない状態をつくる必要があります。そのために、移動時間を混雑する朝晩でなく比較的空いている昼にできる限りセットします。

もちろん、前後の仕事の予定があったり、会社の規定で宿泊させてもらえなかったりで、なかなかそうもいかないよという方もいらっしゃるでしょうが、その辺りをある程度自分でコントロールできるような方は、意識されてみてはいかがでしょうか。

現地で時間が余る?逆にそれくらい余裕を持った旅程を組まないと、アクシデントでアポに間に合わないなんてことが起きますよ。

 

Tips2:飛行機は最後列から2番目の席を確保>

飛行機を使う場合、大体の場合、後ろから2番目の通路席を確保するようにしています。後ろに業界関係者やうるさい団体客が入ったりという懸念がないからです。なぜかわかりませんが、前がうるさくてもそこまで気にならないですが、後方で急に笑い声や大きな声が聞こえると気になります。また、後方座席は基本的に人気があまりないので、隣席がいないという幸運に恵まれる可能性も高いです。

何で一番後ろの席でないかというと、そこは一列航空会社によって押さえられているからです(ANAの場合)。どうも社員の方の移動で使われているようで、この人たちは至ってお行儀良いので安心です。

また、一番後ろはCAが必ずいますから、彼女たちのサポートが必要な際に受け易いですし、飲み物も真っ先にサーブされるという特典(?)もあります。

 

Tips3:縦長型のキャリーバッグを使え>

僕の場合、出張だけでなく実は毎日使っているのですが、出張の際にキャリーバッグは必需品です。昔は手で持つタイプの出張鞄を持っていましたが、大体出張から帰ってくると首や背中を痛めて数日間不快な思いをしていました。整形外科の後輩に相談したところ、「それは転がすか背負うかどちらかのタイプの鞄に変えた方が良いですよ」との助言をもらい、以後ずっとキャリーバッグを使っています。おかげで、首や背中を痛めることは一切なくなりました。

さてこのキャリーバッグ、「縦長型」と「横長型」があります。今まで両方のタイプを使ったことがありますが、オススメは「縦長型」です。

横長型は書類やPCが取り出しやすいというメリットがありますが、それ以外は縦長型の方がメリットがあります。

・人混みの中を移動する際に邪魔になりにくい

・比較的込んでいる電車の中で足元に置く時も邪魔になりにくい

・階段の上り下り等でバッグを持ち上げる際に腰をかがめずとも手に取れる

・もう一つキャリーバッグ内に入らない手提げ袋などを持ち歩く際に、本体上部に乗せると収まりが良い

サイズは、国内線の飛行機移動で、前の座席の下にスッポリ入るくらいのものが良いですね。あと、今使っているもののお気に入りポイントは、背部の下側がペットボトルを差し込めるところです。これはとっても重宝しています。

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Tips4:ホテルは居心地&朝食重視>

現地でのタクシー移動が特に問題にならないというのが前提ではありますが、宿泊場所は街のど真ん中というロケーションよりは、若干離れていても居心地と朝食を重視します。おざなりでない朝食を出してくれるところはサービスも良いですよね。

ここ何年かの中で特に気に入ったコストパフォーマンスの高い宿泊場所リストです。

 

・松山:松山出張なら泊まりは道後。道後のお湯に浸からない手はないです!

道後やや地産地消の朝飯が抜群!選べるタオルサービスも嬉しい。

道後山の手ホテル⇒温泉地のホテルでも結構リーズナブルなパッケージがあります

・広島:

グランドプリンスホテル広島⇒瀬戸内海に面したまさに「アーバンリゾート」。朝食時の景色最高です。

・熊本:

 和数寄司館ホテル⇒以前Facebookでも紹介しましたが、何と「全面畳敷き」の大風呂があります。

 

出張は、うまく使えば良い気分転換になります。いつもと違う土地の景色を眺めるだけで脳にも良い刺激がありますし、オフィスと違って邪魔が入りにくいので、デスクワークも思わぬ捗り方をすることがよくあります。折角の機会なので、是非存分に活かしていきましょう。

誰でもできる、罵倒や否定でブログを休止しない方法

度重なる罵倒や否定が原因で休止するブログについて、論考がいくつか続いています。

事の発端は、人気ブログ24時間残念営業」さんが引っ越しを発表したこと。

 

 なんかもう、ああだこうだ粘着されるのいやになったんで引っ越します。気が向いてまた人目につく場所が恋しくなったら戻ってきます。

 

それに対し、

「ブログをやめさせない、たったひとつの冴えたやりかた」karimikarimiさん)

「嫌がらせに負けず、ブログを書きつづける方法」(イケダハヤトさん)

などの反応が出ています。

 

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Karimikarimiさんは「罵倒や否定が目的化したようなマイナスリアクション」はせめて止めようと読者側の自制を求め、イケダさんは「批判があるのは正しい方向へ向かっている証拠。壁を乗り越えよう」とブロガー側が強くあることを求めています。

 

<カラむ輩は必ず出てくる>

まず、karimikarimiさんが提唱しているお話はとっても共感できるのですが、残念ながらネット上で目立った活動をすれば、罵倒や否定が目的化した形で絡んでくる人は必ず出てきます。これは、車を運転していたら(しかも運転の頻度が高ければ高いほど)、交通マナーを守らない乱暴な運転をする車とどうしても出会ってしまうのと同じようなものです。

とはいえ、イケダハヤトさんのように、不当な批判に対して自己愛の強さをもって受け流すというのも、精神的に相当タフでないとできないでしょう。(逆にそこまでいけば、炎上を芸にするくらいの域に達したと言えるのでしょうが)

私は第3の道をお勧めします。

 

<虎穴に入らずんば虎児を得ず>

罵倒や否定に対するブロガー側としてのもう一つの解決策は、敢えて1:1で向かい合う、です。こちらの方が一見よりタフな解決方法に思えるかもしれませんが、やってみると意外にそうでもありません。

ここでのコツは、なるべく直接コンタクトするということと、反論するというよりは何でそう思ったのか尋ねてみる、というやり方です。直接対峙は、クルマで後ろから煽ってくるようなコワいお兄さんにはしようとは思いませんが、ネット民はそこまでコワいわけではありませんので()

このやり方の利点は2つあります。1つは、相手が反応しようとしまいと比較的短期間にこちらの精神的に落ち着けるようになるということ、もう1つは反応が返ってくる場合意外に有益な気付きをもらえるということです。

 

MessageLeafも、今までTwitter上でdisられたことが何度もありますが、ある時からネガティブなTweetをされている方には直接どうしてそう思われたのか、こちらからダイレクトに質問させて頂くようにしました。そうやって直接コンタクトしてみると、お返事は意外に落ち着いたものだったり、むしろこちらのそうした行動を好意的に受け止めて頂いたり、さらに何故そう感じたかというところに、自分たちも気づいていなかったヒントが隠されていたりということがありました。

「虎穴に入らずんば虎児を得ず」。ネガティブなフィードバックに嫌な思いをされているブロガーの方は、一度試してみてはいかがですか。ひょっとしたら次のネタへのヒントも生まれるかもしれません。

 

(あ、もちろん、MessageLeafを設置して、フィードバックに関してはこちらで受け付けますというのもとっても良い解決策と思います(^^)

ヘビーユーザーから見たGunosy批判

Gunosyが炎上しているらしい、ということを本日のGunosyの推薦記事「なぜ『Gunosy』か、『はてなブックマーク』か、というおかしな話になっているのか?」経由で知りました。炎上ネタ系は、上記記事内で紹介されていた↓のエントリーなどご参照。

[衝撃]Gunosyはただの「はてブ拡張サービス」だった?衝撃の分析まとめ

Gunosyのレコメンドエンジンの仕組み解説 - ベンチャー・アンダーグラウンド

 

Gunosyについては、年初のエントリー「Gunosyが示す新たなブログの時代の可能性」で書いたように、僕自身重宝していますし、このサービスが広がることへの大いなる期待もあります。その立場からすると、これらの批判がどうもピンときません。

 

Gunosyが「はてブ拡張サービス」というのは筋違い>

僕身は、はてなブログユーザーですが、はてブはてなブックマーク)ユーザーではありません。ということで、今日のはてブ人気記事をチェックしてみました。

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50記事ある中で食指をそそる記事は2本のみ。うち1本はいつも見ている「Chikirinの日記」なので、実質良かったなというのは1本だけ。

一方、今日のGunosyの推薦記事の中だと、24記事中5記事「面白そう」と思い、開けています。

大体、一日平均で5~7記事程度は開けている感じですから今日が特別だったというわけではなく、「はてブ拡張サービス」という印象は全く覚えませんでした。

おそらく批判されている方々は、そもそもよく見る記事がはてブで人気になるような記事なのではないか、というのが私の仮説です。はてブで人気になる記事というのは、かなりサンプルバイアスがかかっているようい思いますし、そういうエントリーを好んでいると推薦される記事も同じような傾向になってしまうということなのでしょう。はてブがまさに「自分新聞」足り得るのであれば、Gunosyまでは必要ないでしょうし、冒頭の推薦記事でもあるように、「Gunosyが許せないなら黙って使うのやめりゃいいんだよ」ってだけのことだと思います。

 

Gunosyをうまく使いこなすには“調教”が必要>

カープの話題を出しているのに野球の記事は拾わないというような話もありましたが、これについては僕も似たようなことを感じています。僕の場合、SNSではMessageLeafとは別のメディカル・インサイトの事業がらみで医療関係の情報を数多く出していますし、TwitterFacebookのつながりで医療関係者は多数いますが、不思議とGunosyは医療系の記事はあまり拾ってきません。

半年使ってみての印象からすると、Gunosyのレコメンデーションは、SNS上での活動よりもGunosyの中でどの記事を見ているか、というのがより重要な鍵になっている気がします。

僕にとってはむしろこれは好都合です。なぜなら、医療情報のニュースだと、おそらく別のソースで大概チェック済みのものが多いと思われるからで、この場合自分の好みと「被らない」ことがむしろ重要なのです。Gunosyからは、医療以外の興味深い記事(僕の場合は、ブロガー論とかベンチャー経営とか)を見たいのです。

そう考えていくと、Gunosyの使い方のコツは、推薦記事の中で興味を持つ記事をともかくきちんとクリックして読んでいって、レコメンデーション・エンジンを“調教”することにあると見ています。この辺は、開発者の方々に是非お話を伺ってみたいところではありますが()

 

Gunosyさんへの改善要望>

最後に、とはいえGunosyにも改善して頂きたいところはあります。半年使ってみて、段々と「セレンディピティ」が少なくなってきていると感じています。というのは、Gunosyで知り得たブログが累積してくると、推薦記事のうちブログについてはかなりの部分がそれらで埋め尽くされてくるからです。また、そもそも雑誌やニュースサイトの記事が以前より増えてきた気も。

「雑誌やニュースサイトの記事というよりはブログ記事と巡り合いたい」とか「3割はそれまで見なかった新しいブログを入れてほしい」、というような自分の嗜好をうまく反映してもらえるようになると、更に良質な体験が期待できると思いますので、是非ご一考頂ければ嬉しいです。

でもGunosyさん、炎上するくらい存在感が出てきたという事は、それだけ人気のサービスになってきたという事ですから、今回の騒動を良い糧に更に大きくなっていってください!

「美味しいお店」発掘の4か条、「自分のお店」にするための6か条

ゴールデンウィークですね。ここ2週間ほど、別の仕事の関係で久しぶりに出張に次ぐ出張という生活をしていて、東京→盛岡→東京→博多→熊本→京都→神戸→東京→札幌→東京、という感じで放浪(?)していました。今日ようやく一息ついた感じです。

 

ところで、出張の楽しみと言えば、やはりそれぞれの地元の「食」。僕はかなり食いしん坊なので、美味しいお店を見つけるのが大好きですし、住んだり訪れたりした街で「これだ!」という「自分のお店」を持つのが、無上の喜びです。

ということで、今日は自分流の外食術をご紹介します。

 

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<良いお店と出会うための4か条>

美味しいお店と出会うために、いくつか自分で意識していることがあります。

    路地裏と辺縁に名店あり
知らない街を歩くのは楽しいものです。そして、歩き回りながら良さそげなお店を探り当てるのは更に楽しい。とはいえ、当てずっぽうだと簡単には巡り合いません。僕の狙い目は、メインの道路の一本裏手とか繁華街のちょい外れのエリア。自分の手持ちの好きなお店も大概そういったところにあります。おそらく、家賃がある程度抑えられて食材にきちんとお金をかけられる、とか、若干不便な見つけにくい場所でも続くということは質が良い、ということなんでしょうね。

    「美味しいエリア」がある
不思議なもので、美味しいお店というのは結構固まっているものです。昔住んでいた学芸大学なんかそういう街でした。大岡山の北口もそうですね。一方でダメなところはダメ。学芸大学の隣駅の都立大学なんか、さっぱりでした。代々木~北参道の辺りもなんだかダメですね。
なので、これというお店が見つかったら、その周辺にはまだほかにも隠れている可能性が結構あるということです。

    ウンターのあるお店
良いお店は一人客を大切にします。僕自身、大将や女将さんとの会話が好きですし、やっぱり作り手や店主の顔や所作が見えるというのは、お客にとっても大事なんです。ということで、カウンターは必須です。

    食べログは写真を見る
最後に、食べログは僕も使うことがあります。特に寿司屋や日本料理店のようにとんでもなく値の張ることがあり得る場合は、やっぱり「カン」だけではちょっと怖いですから、まずは価格での一次スクリーニングという意味で使います。
そして、その中でどの店を選ぶかですが、僕は「写真を見ての直感」を大事にします。写真を見れば、盛り付けや食器、内装など、店主の気配りや趣味が滲み出るものです。そして、特に値の張るお店であれば、こういったところの合う合わないは、不思議と料理そのものの好みの合う合わないに結びつきます。
ちなみに、食べログの点数やコメントはあまり参考にしてません。というのは、逆に自分が本当に気に入っているお店の点数見てみると、そこまで良い点でなかったりすることが往々にしてありますし、評価も首を傾げるものが混じるからです。

 

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<「自分のお店」にするための6か条>

さて、うまいこと見つけたお店でも、「自分のお店」と言えるようになるまでは、それなりに“年季”が必要になります。とはいえ、そこにもいくつか意識しておいた方がよいことがあります。

 

    気に入ったらカードをもらう&名刺を渡す
気に入ったお店では、必ずお店のカード(名刺)を頂くようにします。そして、できれば自分の名刺も置いていきます。そうすることで、次回予約する際もスムーズにできます。

    美味しかったものは具体的に褒める
美味しいと思ったら、具体的に伝えましょう。料理人はやっぱり口が肥えていると思えるお客さんにそう言われるのが一番励みになると思うからです。

    時折、筋の良いお客を連れて行く
本当に良いお店は他の人に教えたくないという人がたまにいますが、お店が繁盛してくれないと、良いお店で有り続けてもらえなくなります。そういう意味では、時折筋の良いお客を連れていくというのは大事なことです。その中からまた固定客ができるようになるというのは、お店にとって最高の循環です。

    独りの時はなるべく現金で払う
自分独りの時は、なるべく現金にしましょう。接待などで何人分かまとめてという話になるとそうもいかないでしょうが、現金の方がカード会社の中抜きや入金のタイムラグが無い分、お店には確実に喜ばれます。

    ボトルを入れる
僕自身は日本酒派なのであまりやりませんが、それでも日本酒以外のお酒を飲みたくなる所では、ボトルを入れるようにしています。お店の人に「この人は常連さんになる人だ」という意識がかなり芽生えます。

    通い続ける。たとえ引っ越しても。
結局のところ、当たり前ですが通い続けることが大事です。よほど強烈な印象を持たせることができるようなキャラでもない限り、やっぱり何回か通い続けないと憶えてはもらえません。
そして、たとえ引っ越したりしてちょっと行き難くなったとしても、何かの時にはちょっと無理してでも義理を果たしにいく、というのが食べ手としての心意気です。

 

こんなにも素晴らしい飲食店が数えきれないほどある中で生活できるのは、日本の最もすばらしいところです。これからも良いお店との出会いを大切に生きていきたいですね。

僕は人生の目標は立てないタイプなのですが、唯一あるのは、「娘がお酒を飲める年齢になるまで元気に活躍して、『自分のお店』で一緒にお酒を飲む」です!